みなさん、虫はお好きですか?飼育経験はありますか?
今、あちこちのクラスで“金魚”“メダカ”“カタツムリ”“カブトムシの幼虫”“蝶になる日を夢みているさなぎ”が住んでいます。去年はこの時期“だんごむし”おたまじゃくし”もいました。こどもたちは“友だちの一人”のように、愛でながら生活をともにしています。
小さい時は力加減がわからず、グシャッ・・ということもありますが「痛かったねぇ。ごめんね・・」と大人と一緒に「まんまんちゃん」と手を合わせることを重ねながら、少しづつ上手に虫と友だちになっていきます。
大きくなると、エサやりや飼育ケースの掃除など当番でお世話します。図鑑を拡げて、頭を突き合わせて「これかね?」「ここにのっとるじゃん!」と、まず、住処やエサを調べることから始まりますが、飼育はただかわいがるだけでなく、小さな命を大切に育てることと向き合う、大切な時間です。「命を育てる」責任を感じる場面も経験します。
3歳クラスでは“蝶になる日を夢みているいもむし”(担任の家の庭のブロッコリーから連れてきた)を飼育中、絵をかいたそうです。
お話からも、毎日、心を寄せて大きくなるのを心待ちにしているのが伝わりますね。こどものつぶやきが描いた絵に書きとめて貼ってありました。
そんなこどもたちの願いが届いたのか、こどもたちが見守る中で羽化!!昼前、大空へと羽ばたいていきました。
達者でね~~~おいしい蜜みつけてね~!!
今度は15:00!「けいこせんせー(園長の名)!!ちょっときてー!!!」とあわてて階段を下りて事務所に飛び込んできました。「なになに?」と部屋へ上がったらば・・・
ちょうど、羽化している真っ最中(私も慌てて同行)。
「ほんまじゃーーー💦」と園長興奮💦
こんな日々が、何でも知りたい!やりたい!と意欲満々なこどもたちの育ちに繋がるのだと感じています。巣立っていった蝶を見た後の「ちょう」のリズム表現は、まるで本物のよう!美しかったです。
次は“どんな友だち”が仲間入りするかな♬