6月23日。「沖縄慰霊の日」。沖縄にとっても、私たちにとっても特別な日。
宮古島市立西辺中学2年の上原美香さんが沖縄全戦没者追悼式で朗読された平和の詩
「みるく世(ゆ)の謳(うた)」
昼寝起きに園長が園内放送で代読し、犠牲者の方々を思い、平和への祈りを胸に黙祷しました。
「みるく世」とは沖縄の言葉で「平和の世」という意味だそうです。
詩の最後は「みるく世を創るのはここにいるわたし達だ」と結ばれています。
もうすぐヒロシマの夏もやってきます。保育園でも、こどもたちとどんな夏を過ごそうか、何を考え合うか、職員も頭を突き合わせ話をしているとことです。
園庭にはいつもこどもたちを見守っている「ハマユウ」と
「アオギリ」があります。平和を語り継ぐ、大切な樹。今年もこどもたちに話したいと思います。
お腹いっぱい食べて、泥んこをいっぱいして、笑って、泣いて。今、日常にある平和。
そのことを実感しながら、76年前に命を奪われた方々、その家族の方々、そして苦しみ続けておられる方々に思いを馳せ、ヒロシマの夏を過ごします。