コロナ禍でのうたリズム公開保育。毎年保育園のホールでしてしているうたリズムですが、今年はコロナのこともあり近くの亀崎小学校の体育館をはじめて借りて行いました。
リハーサルで初めて行ってリズムをした日。「楽しかった~~」と、どの職員も口をそろえて言うほど、広い空間で子どもたちとするリズムは気持ちよく、子どもも、大人も体育館リズムのとりこに。
今まで保育園のホールだったので、各学年ごとの入れ替えで、職員も保護者もその学年と一つ違いの子どもたちしか見ることができなかったのに、全員で子どもたちを観ることができる、それも体育館リズムのいいところです。
当日はコロナのことで、保護者は一家庭2人まで、途中0・1歳の保護者と4・5さいの保護者を入れ替えで行いましたが、例年よりも我が子だけではなく、他のクラスの子どもたちの姿を観てもらうことができたと思います。
自分より、小さい子を観たり、大きい子にあこがれを抱いたり、我が子もあんなふうになるのかな、と感じることはやはりとても大事なこと。保育園みんなで、子どもたちのリズムを観て、成長を確かめ合うこと、そして、全身で表現すること、今年のうたリズム公開保育を通して、あらためて感じることができました。
3歳児女の子の絵
「お父さんとお母さんがみてくれてさ、ビデを撮ってた。パパがみてくれて、ママがみてくれとるのがあってさ、嬉しくなったけど恥ずかしくなった。だけど、みんなとリズムするけん楽しくなってドキドキしたけど、楽しくなった」
と、観てもらううれしさと緊張感の中で自分とも向き合ってリズムしていたんだな~と話を聞いて担任は感じたそうです。
この子が描いた自分が、だから口をギュっと結んで描かれているんだそうですよ。
3歳男の子の絵
「パパとママ。他のパパとママもおったよ。人が多かった。」
担任:「びっくりした?」
「うん、びっくりしてぼくやらんくなった。そらぐみになったらやりたい。たいようになったらえいさーもしたい。
側転したかった。ブリッジしたかった。あとはスキップも。だけどいっぱい人がいたけーできんかった。そらぐみになったら小学校リズムがいい。」
担任:「いっぱいお母さん来るけど大丈夫?」
「うん!!」
・・・といつもははりきってしているこの男の子は当日大勢の人の前で固まってしまったけど、リズムが大好きで、来年の自分はこうしたい、ともう先をみている姿が誇らしいですよね。これも、自分より大きいお兄ちゃん、お姉ちゃんをそばでみているからこそ感じられる気持ちですよね。