◆運動会 心も身体もぐんと大きくなる

10/9に運動会が無事終わりました。

今年度もコロナ禍で開催できるのかドキドキでしたが、職員はどんな形でも運動会をする!という気持ちを持ち続け、緊急事態宣言も解除され、運動会がまず日程どおりできたことにホッとしています。

今年度は1家庭2名の観覧、0、1歳児/2歳児/3歳児/4、5歳児 と4部制に分けて保護者の方も入れ替えで行いました。

年長たいようぐみは今年度南中ソーランに取り組んでいます。そのため、今年は大壁画ではなく、
大漁旗を作りたい?という思いで、チームごとに、にしん漁に向かう漁師の絵を描きました。

南中ソーランを踊っている子どもたちのそばで男性保育士が大漁旗を振り、踊りを盛り上げました。

競技の一番手は0歳児さくらんぼぐみ。あつまりで、あさのうたや絵本を読んでいるところやいろんな体育あそびを自由にしている様子を観てもらいました。観客のほうに目を向けて何だかいつもの保育園とは違うな~という様子の子もいましたが、楽しんで体を動かしました。

1歳児きいちごさんは、いちごさんがずんずんずん。大風が来ても心配ご無用!みんなで輪になって風を吹き飛ばしています。みんなで一緒にすることが楽しくなってきています。

2歳児あおりんごさんは、11匹のねこ。大きな魚を眠らせて捕まえようと頑張りました。
捕まえた魚は、今度がんばったパーティーで食べられる!と楽しみにしています。

4歳児そらぐみさんは、のぼり棒とリレーの2種目を頑張りました。やっていくうちに作戦が出てきたり、できるようになりたい、勝ちたいと真剣に向かう姿も出てきてスピードも速くなりましたよ!

年長たいようぐみは、障害走とリレーをしました。運動会の取り組みの中盤までは、なかなか勝負に熱くなれず、勝ち負けが決まっても喜ぶこともくやしがる姿もほとんどなかったたいようぐみ。けれど、毎日の取り組みの中で、友だちに「真剣にやってほしい」と思いをぶつけたり、「○○がさかあがりできた!」と友だちのできたことを喜んだり、運動会1週間をきったごろから表情がどんどん変わっていきました。

そして、本番まで後4日に迫ったプレ運動会。負けた青チームは大号泣。真剣に競技に向かったからこそ悔しくて涙が出るほど運動会に向かえるクラスになりました。本番も精いっぱいやったからこそ、優勝した赤チームは大喜び、準優勝の青チームは大泣き。自分の思いを出せる子が増え、友だちの気持ちに気付ける子も出てきて、ぐっとクラスが変わってきていますよ。

運動会がんばった子どもたちにはがんばったメダルのプレゼント。これは今年度、運動会実行委員の保護者の方が作ってくれたものです。コロナ禍の運動会で学年ごとに保護者の方の動きが違うので、当日の運動会のお仕事が難しい中、代わりにメダルを作ってくれたのです。どのクラスもとっても素敵なメダル。子どもたちの宝物になりました。

運動会終わって3歳児やまぐみの女の子の絵。最後に段からジャンプするのに、みんなが頑張れってしてくれるのがとっても嬉しかったお話が印象的です。絵を見ると、友だちが拍手で応援(手を合わせている)している表現で描かれていておもしろい!この子だけでなく、恥ずかしくてもみんなと一緒だったから大丈夫だったと、やまぐみの子どもたちのお話からたくさん聞こえてきたそうですよ。

運動会はやはり、子どもたちの心も身体もぐんと大きくなる大事な取り組み。運動会をするたびにいつも思います。そんな大事な瞬間を来年こそは全保護者でつどって、みんなで応援できるようになるといいなあ、と強く思います。

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