◆平和って何だろう?

年長たいようぐみ、年中そらぐみの発信を受けて、小さいクラスも子どもたちとこのウクライナ侵攻のことや平和って何だろう?とこの機会に子どもたちと考えています。

 

0歳児さくらんぼぐみ…毎日の生活の中で「楽しいね」「嬉しいね」を子どもたちとたくさん感じていきたい‼子どもたちの素敵な笑顔を守り、世界中の人の笑顔や命を大切に思える世界であってほしい。そう願って毎日過ごしています。

 

あつまりでのこのみんなとの楽しい時間、平和だからこそ‼

1歳児のいちごぐみ…今クラスで盛り上がっている「てぶくろ」のえほんを書いた人の國で起こっていること(となりの国とけんかをして住むおうちがなくなったり、食べ物がない)を子どもたちに伝えました。みんなものすごく真剣に聞いていて、「そんなのはいや。悲しい」と言葉や表情で伝えてくれました。「てぶくろ」のお話のように、「いれて」と言われたら「どうぞ」と仲間に入れてあげる、みんなで仲良くできる、楽しいことをできるのがいいよね、と話しました。

「けんかはやめやさ~い」という絵本を読んだ1歳児きいちごさん。おもちゃの取り合いや順番などをめぐっておこる野菜たちの話の絵本で、それと重ねてロシアとウクライナのことも「ドン、だ~め~よ~!」。「か~し~てー言う」など子どもたちからも言葉がでてきました。

話している途中にたいようさんから「平和だより、配ってください」、と伝えにもきてくれて一緒に平和を考えることもできました。

2歳児あかりんごぐみ…遠足につ行って楽しかった絵を描いた時、「今戦争してる国は子どもたちも、みんなみたいにおいしいごはん食べて、遊んで、おもちゃ買ってってできないんよ。隠れてすごさないといけん。ばくだんこわいからフジとかスーパーもいけない」と話しました。子どもたちからも

「てっぽうこわい!ばくだんもいけん!水でっぽうはいい!」と。

遠足の絵を見せたらウクライナの人たちを助けてあげたい気持ちになれる!とみんなで大きな絵に気持ちを託しました。

「ロシアはいけんよね~」「ロシアが爆弾落とす」と2歳児あおりんごぐみの女の子がお家でニュースを見て話をしたようです。「3歳の子がこんな難しい話を口にするってすごいなあ。きちんとわかりやすく話をしてくださったんですね」と連絡ノートに書かれていました。

小さな子どもたちにも伝えたい気持ちは伝わる!大人が学び、子どもに何を伝えるか、そしてそれをお父さんやお母さんにも伝え一緒に考えること、続けていきたいです。

3歳児うみ、やまぐみは朝のあつまりでウクライナの幼稚園にも爆弾が落ちて幼稚園が壊れてしまったことを話しました。「そんなのだめ!」「かわいそう!」の声。

「戦争終わりにしてください!!」って気持ちを送ろう!とみんなでお祈りをして考えました。

今、「オキクルミと悪魔」の劇に取り組んでいる4歳児そらぐみ。「チロヌップのきつね」の絵本を読んで、お話の中の北海の孤島をアイヌの世界に引き寄せ平和を考えました。

きつねが撃たれたり、つかまってしまう話に「動物だって命がある!死んだきつねたちも大きくなりたかったよ」、アイヌの人たちもチロップのように勝手に殺されたことや、ウクライナにも話が広がり、「爆弾ってなんで作ったんかね。」「命は爆弾でなくなるよ」という声や、「兵隊の人にも家族がおるのに…」と両方の立場も考えるそらぐみさんでした。

子どもたちの発信を受けて、保育園でのウクライナ募金もたくさん集まっています!その中には保護者の方たちからのメッセージつきのものも。

「被爆地広島からの声はきっと世界に向けて発進するのにとても大きな力になると思います。園として平和について話し合う機会を頂き感謝しています」

「平和だより、みんながたくさん考えて書いた絵や手紙みました。本当に大事なことを行動してくれてありがとう」「高陽なかよし保育園の願いがウクライナ、世界へ届きますように」

など、保護者の方たちも保育園での子どもたちとの話を受けていろいろと感じてくれているようです。

これからもウクライナとロシアのこと、命・平和のことを保育園の子どもたち、保護者の方たちと一緒に考えつづけていきたいです‼

 

 

 

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